機動戦士ガンダムUC

raindog760

2010年01月18日 22:30

 
第1巻から約2年、最終巻の発売から約半年・・・

やっと読んだぁ〜ε-(´∀`*)ホッ
 
 
 


全10巻の大ボリューム (もちろん漫画ではなく、小説です)



タイトルからも分かるようにガンダムですw

ちなみに福井 晴敏の作品








今年の初めから、時間のある時に読み始めて約2週間



感想は一言でいうと ヤバイwww





もうね、ファースト(U.C.0079)からのファンとしては たまりません 








以下、物語の内容に触れてますのでご注意を(物語の核心部分には触れておりません)

 ガンダム用語(?)連発で大多数の方には訳の分からない文章になってると思います(´∀`;)







 
   


   
   
   
   
   
   



宇宙世紀0096年が舞台の機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)


 1年戦争(U.C.0079〜0080)ファースト

 デラーズ紛争(U.C.0083)STARDUST MEMORY

 グリプス戦役(U.C.0087〜0088)Z

 第一次ネオ・ジオン抗争(U.C.0088〜0089)ZZ

 第二次ネオ・ジオン抗争(U.C.0093)逆襲のシャア


《シャアの反乱》から3年後のU.C.0096が舞台、この時点でテンション上がりますわ



ストーリーは、ガンダムシリーズ定番の流れw

 民間人の少年が主人公 あることがきっかけでガンダムに搭乗し、戦争に巻き込まれる

 宇宙から始まり、地球に降りて、再び宇宙へ

 敵ニュータイプの登場

 ニュータイプとしての覚醒  

 

Z以降の宇宙世紀作品でみられる《体を通して出る力》も健在w







西暦最後の日、改暦セレモニーを行う首相官邸ラプラスで宇宙世紀0001年1月1日と同時にテロが発生

地球連邦首相をはじめ、各国代表、居住区の住民、連邦軍の艦隊と多くの犠牲者を出した事件

この《ラプラス事件》が物語の中核になります



「それが開かれる時には連邦政府が滅びる」と言われる《ラプラスの箱》

それを巡る戦いが繰り広げられるわけですが、具体的な内容は最後までわかりません。

箱の開封を阻止したい地球連邦政府、ジオン再興を企むネオ・ジオン残党軍

ビスト財団とアナハイム・エレクトロニクス社の政治的関与

そして、《ラプラスの箱》への《鍵》となるユニコーンガンダム



フランスに実在するタペストリー《貴婦人と一角獣》が意味するものとは



相変わらずの“後付け設定”でありながらも、

今までの地球連邦政府の行為を納得させるに値する《ラプラスの箱》の正体








ブライト・ノアをはじめ、宇宙世紀の登場人物が多数登場します(* >ω<) 名前のみ、回想のみを含む

特にファースト〜Zで登場した人物が(-ω☆)キラリ 

さらにZZの人物まで! ってことは新訳Zは否定ってことだなw

さらにさらに0083のことに触れられるシーンも!!
 


なんといってもミネバ・ザビの登場と

《シャアの再来》といわれるフル・フロンタルの登場は、期待せずにいられません(●>ω<)ノ








ファースト〜逆シャアまでを総括しつつ、

それ以後のF91やクロスボーン、Vガン、さらに“その先”までをも描いたUCは さすが福井 晴敏(´∀`)

∀を書いただけのことはあるなw



読めば分かる(?)かと思いますが、ZはTV版、逆シャアは劇場版の設定をUCのストーリーに反映してます。

なのでマフティーの反乱に関しては不明( -_-) 





映像化されている宇宙世紀作品をすべて知っている方が、(特にファースト〜逆シャア)

より深く物語を理解でき、驚き&嬉しい発見もあると思うので 一層楽しめると思いますねw

 その作品を知らないと分からない描写もいくつかあるので( ̄〜 ̄;) 08と0080は知らなくても問題ないです








感想が「ヤバい」「ガンダム最高」ってだけではあれなので(・ω・A``ァセァセ

真面目な感想も少々書きますw



 戦争という愚かな行為を有史以来続けてきた人類の贖罪
 
 数字の単位としての命ではなく、人の在るべき死に方

 政治家、軍隊、兵士、その立場の違いによる理不尽さ

 軍需産業と戦争の関係性

 戦争における罪の在処

 ヒトという種の可能性

 

基本的に小説版のガンダムは生々しいです。 ZZは小説版の方が、断然 完成度高いですw


映像化するには難しい部分もありますが、 ファーストの小説版は問題外www

それゆえにリアルであり、只のロボットアニメという枠に収まりきらない戦争ドラマがあります。


 
自分はガンダムオタクではありません。信者でもありません。 まぁそれに近いものはありますがwww
 
たしかにアニメは好きですが、ひとつの“作品”としてガンダムシリーズは素晴らしいと思います。

 アニメや漫画でも素晴らしい作品はたくさんあります。



環境破壊や戦争をテーマに描かれるガンダムシリーズは

ただ面白いだけではなく、さまざまなことを深く考えさせられる作品です。





UCはOVA全6巻(全6話 1話50分)で発売されますが、

5時間ですべての内容を映像化できるかといえば「否!断じて否!」ですw



巧くまとめてくれるとは思いますが、気になってる人は是非小説版も読んでほしいっすねぇ(´∀`)

 
   
  
   
   
  








最後に、

「ガンダムは多すぎてどれから観たらいいかわからん!」「ホントに面白いの?」

って人には『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』を一度観てみることをオススメしますw

全6話のOVAなので 短時間で観れて、なおかつ泣けます(´;ω;`) 号泣です。マジで!

 ガンダムをほとんど知らなくても問題なく観れる作品だと思いますヽ(*>ω・)ノ 

 











そして、『0080 ポケットの中の戦争』を観て面白いと思ったら、



 ファーストこと『機動戦士ガンダム』を見ましょう(TV版)
 
 次に『機動戦士ガンダム第08MS小隊』を見ましょう

 その次に『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』を見ましょう

 さらに『機動戦士Ζガンダム』も見ましょう(TV版)

 そのまま『機動戦士ガンダムΖΖ』も見ましょう(ついでに小説版も読みましょう)

 そして『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を見ましょう(小説版との違いを楽しみましょう)

 ここまで来たら『機動戦士ガンダムUC』も見ましょう(読みましょう)

 最後に『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を読みましょう(できれば逆シャアの小説版を読んでから)



これで宇宙世紀は一段落ですが、

 どうせなら『機動戦士ガンダムF91』も見ましょう

 その勢いで『機動戦士Vガンダム』も見ましょう



ここまで来ればもう少し(?)です。

 新しい気持ちで『新機動戦記ガンダムW』を見ましょう

 そのあとに『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』も見ましょう

 ついでに『機動新世紀ガンダムX』も見ましょう

 最後に『∀ガンダム』を見ましょう



黒歴史を踏まえた上で、

 新たな時代の幕開けを感じながら『機動戦士ガンダムSEED』を見ましょう

 その次に『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』を見ましょう

 そのまま『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も見ましょう(ついでに小説版も読みましょう)

 ついでに『機動戦士ガンダム00』も見ましょう(公開予定の劇場版も見に行きましょう)



もう『機動戦士ガンダム MS IGLOO』と『GUNDAM EVOLVE』も見ちゃいましょう





これであなたもニュータイプ!

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